観光スポットとしても注目されはじめているダム。全国数多くのダムがありますが、いまダムマニアの間で流行っている「ダムカード」というのをご存知ですか?
2017年現在で約600枚あるダムカードは、コレクションや観光記念にもぴったり。
今回はダムカードとダム自身の魅力をご紹介します。
なぜダムにひかれるのか...。
ダムの魅力ポイント3つをピックアップしてみました。
そもそもダムってなに?
ダムは河川の水をせき止めることによって河川の貯水や水位の調節などを行う建造物で、ダムからの眺めも意外と絶景。自然あふれる光景は開放感があります。
ダムの魅力1スケールの大きさ
総貯水容量ランキング(千m3)
スケールが大きいことからも魅力的なダム。やっぱり一番の魅力はそのスケールの大きさではないでしょうか。この迫力や放水の時間は観に行っている人からも思わず「おおっ」と声が上がるほど。
放水の迫力は貯水量とも関係してきますが、総貯水量ランキングは以下のとおり。
堤高ランキング(m)
堤高とはいわゆるダムの高さで、基礎となる地盤から堤頂までの高さを指します。ランキング1位の黒部ダムの堤高は186m。なんと50階建てのビルよりも高いんです!
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たかせダム高瀬ダム(176)長野県
ダムの魅力2放流の美しさ
ダムの放流タイプにも色々方式があるのをご存知ですか?「クレストゲート」はダムの顔とも呼ばれ、同じ形のダムは二つとありません。放流の美しいダムはこの3つ。
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あまがせダム天ヶ瀬ダム(京都府)
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ダムの魅力3構造の美しさ
ダムの魅力はスケールや堤高だけではありません!ダムの構造も大きな魅力の1つ。環境・役割・水量・規模・予算などによって曲線の美しい「アーチ式コンクリートダム」や三角形状の「アース(フィル)ダム」など最適な構造が選び向かれています。各形式は以下のとおり。
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アーチ式コンクリートダム
円弧状のコンクリートで、水圧を周りの岩盤に逃がして水を堰き止めます。
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アース(フィル)ダム
土を底辺が広い三角形状に盛り、水を堰き止める構造。施工がしやすく安価にでるが、大きなダムには適しません。
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重力式コンクリートダム
水の力をダムの重さで支える構造です。横から見ると三角形の形になっています。基礎地盤に適度な強度があれば建設が可能です。大量のコンクリートを使用し、工期が長いのが欠点です。
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夏休みでしか味わえない光景!
「ダムカレー」ダムに行くだけが魅力ではありません!ダムでしか食べることができない「ダムカレー」が人気。カレーを水に、ご飯をダムに見立てたカレーはそれぞれ特徴もあり、名物に。
訪れた際にはぜひ食べてみてはいかがですか?夏休みはダムカードを集めに
観光しませんか?最近ではカップルで行く人も多く、車デートにも良いかもしれません(意外と眺めも良いので!)。ロマンある全国のダムを早速探してみて!
※本特集は国土交通省協力の下、平成29年7月時点での情報を元に作成しております。
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